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唯「み、みんなぁぁーー」 澪「唯!」 紬「やっと…到着ね」 律「遅い!!」 ザワ…ザワ… 梓「…い、今さら何ですか」 唯「……ご、ごめんなさいっ!!」 唯「私、軽音部やめたくないっ! …っぐ」 唯「でも…なんて謝ればいいかぁ…ぐすんっ」 梓「あ…」 斬鬼「……」ス…ポン 唯「ふ、ふぇ…?」 唯「あ、あの…」 律「斬鬼さんが、失敗は誰にでもあるって…」 斬鬼「……」コクコク 律「これからはみんなに心配かけさせるなよ…だって」 澪「だ、だからなんでわかるんだよ!?」 斬鬼「……」ポン 唯「あ…ありがとうございますっ」 斬鬼「ここからはお前の出番だ。後は任せたぞ」ポンポン…スッ 唯「は、はいぃっ!!」 「スーツの人が帰られるぞ!」 「わー!きゃー!わー!きゃー!」 「ザンキサーン」 澪・律・紬・梓(普通に喋れたんだ!?) … ワーム(紬?)「グギョグゴギッ…ディケイドぉぉ!」 士「しつこい奴だ」 ワーム「タダでは死ねないのよっ」 士「このけいおんの世界を滅茶苦茶にしておいてなにがタダだ」 ワーム「黙れ!」 … 唯「よっ…こいしょっと」 ザワ…ザワ… 唯「えっと、皆さんこんにちは! 放課後ティータイムです」 憂「お姉ちゃーん!」 ユウスケ「あーずにゃーん!」 純(このお兄さん何なの!?) 唯「今日は私が遅れちゃって…た、大変ご迷惑をおかけして…」 「がんばってー」 唯「あ、あう…えっと…つ、次の曲! ふわふわ時間ー!」 律「1、2、3、4! 1、2、3、4!」カンカンカンカンッ (http //www.youtube.com/watch?v=LL9wbhma5Kg) 『君を見てるといつもハートどきどき~』 士「無事に始まったか…」 ワーム「何、この不協和音は!」 ワーム「なんて醜い音なのかしら! こんなもの…ディケイド諸共ぶち壊してやる」 士「…お前は可哀想な奴だな」 ワーム「なんですって…?」 士「お前にはこれが不協和音にしか聞こえないということが可哀想だって言ってるんだ」 『あーあ、神様お願い~』 士「俺にはこれほど楽しそうな演奏はないと思えるんだがな」 ワーム「そぉぉれがなんだってのよぉおおぉぉぉ!!」グワッ 士「音楽を楽しむこともできない、ただ力を振るうことしかない!」ブゥゥン カメンライドゥ ディケイド! ワーム「あああぁあぁああぁあぁ!!!」 ディケイド「本当に…可哀想な奴だ!!」 ファイナルアタックライドゥ ディディディディケイド!! ディケイド「たあああぁぁあああぁあぁあああぁ!!!!」 … 唯「今夜ーもーおー休み!」 唯「ふわふわ時間~♪」 澪「ふわふわ時間~♪」 ジャジャッ、ジャジャッ ジャーン! 「わ~!」「きゃ~!」 ユウスケ「うおおおお」 純「ひっ」 夏海「すごいっ…すごいです!」 憂「お姉ちゃーん!」 唯「けいおん! 大好きぃ~~!!」 … ワーム「うっ…ぐ……」シュー… 士「聞こえたか? あいつらの音、歌」 ワーム「ぐぅっ…っ…」 士「…ちゃんと演奏できたんだな。正直驚いた」 ワーム「なんなのよ…なんなのよ…」 ワーム「あなた…いったい、なんなのよ…」 士「通りすがりの仮面ライダーだ! 覚えておけ…」 ワーム「ち、ちくしょ…ちくしょおおぉぉおぉお!!」ドカーン 士「…ふん」 部室! 律「いやぁ~、よかった! よかった!」 梓「よくないです! 唯先輩、ギター酷かったじゃないですかっ」 唯「あ、あははは」 紬「まぁまぁ、終わったことだし」 梓「もぉ…」 澪「何はともあれだよ」 ガチャリ ユウスケ「すごかったぞー!」 夏海「私、感動しちゃいましたっ」 憂「お姉ちゃん! すごかった!」 律「おー、聞いててくれたんだ!」 澪「な、なんか照れるなぁ…」 さわ子「一時はどうなるかと思ってたけど…結果オーライってところかしら」 士「まぁまぁだった」 唯「士お兄さん!」 紬「聞いててくれたんですか?」 士「ちょっとだけだがな。まぁ、本当にお前らが軽音部だったと始めて思い知らされたよ」 律「な、なんだとー!」 紬「り、りっちゃん。落ち着いて」 梓「唯先輩、遅れた罰として今度私たちにアイス奢ってください」 唯「え!? そ、そんないきなり…」 梓「当然の報いです! そうでしょう?」 律「はい、賛成」 紬「異議なしでーす」 唯「む、ムギちゃんまで!?」 澪「たまには…な?」クス 唯「え、えー…」 ユウスケ「…いやー、なんとかなって良かったよ」 夏海「本当ですね」 憂「へ?」 士「…おい、お前ら」 律「ん?」 士「写真を撮ってやる。そこに集まれ」 梓「写真?」 律「お、いいなぁ! はい、みんな集合~」グイグイッ 澪「ちょ、律っ」 紬「きゃっ」 唯「ピース!」 カシャ 士「ふっ、なかなかよく撮れたんじゃないか?」 ユウスケ「つ、士…俺にも撮らせてくれよ」ハァハァ 夏海(ユウスケ…) ユウスケ「…結局、この世界ですべきことって」 夏海「そういえば…」 士「こいつらの記念写真を撮ってやることだろ」 ユウスケ「え!? なんだそれ!?」 士「そういうことだった、ってことだ」 夏海「でも…この世界らしいですよね」 ユウスケ「まぁ、そうだな」 唯「ねぇ、やっぱりアイスは…」 梓「ダメです!」 律「おう!」 唯「やーん…」 光家(平沢家) 唯「もう行っちゃうの?」 士「ああ」 夏海「ずっと長居するわけにもいきませんもんね」 唯「そういえばここってウチでもあるんだっけ」 憂「わ、忘れないでよ…」 ユウスケ「うう…あずにゃんとの別れが名残惜しい…」 士「じゃあ残るか?」 ユウスケ「いいのか!?」 夏海「ちょっ!?」 士「…馬鹿言ってないでさっさと行くぞ。お前たち二人は一旦外へ出てくれ。そしたら3分後ぐらいに家に入れば全て元通りだ」 唯「う、うん…」 唯「……」 ユウスケ「じゃあね。唯ちゃん」 夏海「いつかまた!」 唯「あぅ…」 士「…そういえば」ゴソゴソ 士「忘れるところだった」ス 唯「あ、昨日撮った写真…」 士「あいつらにも見せてやれ」 唯「うんっ」 唯「……」 唯「ありがとう! 色々と…私、これからもみんなと頑張ってくよ!」 士「そうか。…それじゃあな」 唯「忘れないから! お兄さんたちのこと絶対、いつまでも忘れないからね!」 ガチャリ…バタン 士「…ふふ」 夏海「士くん、今笑いました?」 士「笑ってねぇよ」 栄次郎「おわわ…」 ガララ…ピカーン 士「次の世界か」 夏海「んー? これは…」 士「どこかの…都市か?」 ユウスケ「学園都市…!!」 夏海「学園都市?」 キバーラ「ほらほら、そんなの行けば分かることでしょー? はい、出発~」 士「……けいおんか…」 士「ユウスケ、後でBDを俺に寄越せ」 ユウスケ「へ?」 … 憂「お姉ちゃん、そろそろいいんじゃないかな?」 唯「あ…うん」 唯「し、失礼しまーす…」ガチャリ 「……」 憂「元通り、だね」 唯「うん…」 憂「もしかしてまだいたりしないかなって、期待してた?」 唯「えへへ、ちょっぴり」 唯「でも、もういいんだ。お兄さんたちはお兄さんたちで大変なんだろうし!」 憂「そっか」 唯「……あ!」 憂「え!?」 唯「か、カブト…TUTAYAのレンタル期間過ぎちゃってるよぉ!」 憂「え、えー…」 後日談! 澪「けっきょく何だったんだろうな…あの人たち」 梓「本当ですよ」 律「まぁ、楽しかったからいいじゃない!」 梓「私とムギ先輩は散々だったじゃないですか!」 紬「あ、あはは…」 唯「仮面ライダ~ 仮面ライダ~」ジャララーン 律「いきなり弾き語り!?」 唯「急にやりたくなっちゃってぇ」 律「…だったらみんなでやるか!」 梓「や、やるかって…それをですか?」 紬「たまにはいいわよね♪」 澪「もう…好きにして」 唯「ライダ~ ライダ~♪」 … ドーン…シュッ 一方通行「ンだとォ!?」ズガガガガガ! ディケイド「学園都市1位…所詮、名ばかりってところか?」ス 一方通行「あァッ!? なンなンだよォ! てめェはよォーッ!!」 ディケイド「ふん、通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」ブゥゥン 御坂「すごい…! あの一方通行を…」 上条「な、なんだアレ?」 お わ り 補足 ※ 320 律「ディケイドもだけど…こんな仮面ライダー、私知らないぞ」 一応 320で律がディケイドについて知らないと言わせたんだが、 この世界ではディケイドとWは放送されていないということにしてほしい。 戻る
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唯「きょうから こうこうせいです」 和「唯、どの部活に入るか決めたの?」 唯「けいおんぶが いいです」 和「軽音部?何で?」 唯「かるい おんがく だからです」 和「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」 唯「せいとかいは にねんせいに なってからです」 和「そうなんだ、じゃあ私先に帰るね。また明日」 唯「和ちゃん さようなら」 律「ん?ウチの部室で何してるの」 律「あっ、もしかして入部希望の平沢唯さん!?」 律「ギターがすっごく上手いんだよね!待ってたんだよ!」 唯「それは べつじんです」 律「細かい事はいいから入った入った!早速部員を紹介してあげるからさっ」 律「新入部員連れてきたぞーっ!」 澪「本当かっ!?」 紬「軽音部にようこそ平沢さん!待ってたのよ!」 唯「まどれーぬおいしいです」 律「ってもうお菓子食べてるし…どこから見つけてきたんだ?」 澪「平沢さんって、ギターにボーカルができるって聞いたけど本当?」 唯「それは すすむです」 律「えっ、じゃあやっぱり楽器できないの?」 唯「はーもにかが できます」 律「ここにあるから吹いて見せてよ」 唯「うそです」 澪「楽器ができないって言っても、音楽に興味があるからここにきたんでしょ」 唯「こうちゃおいしいです」 紬「平沢さん、それは天つゆよ」 律「とにかく一回私達の演奏聞いていってよ。入部するかどうかはそれから決めてみない?」 唯「えんそう とてもたのしみです」 澪「よし、じゃあやるか」 律「へへっ、じゃあいくぜ!ワンツースリーフォーワンツー!」 じゃーん 澪「…ふぅ」 律「ど、どうだった?」 唯「」 紬「平沢さん?」 唯「先の演奏を聞いて私は様々な感想を抱く、しかし言葉にするのは容易い事ではない。またそれは表現するにはあまりにも滑稽であり、私如きが姿形にすることは許されないだろう。なので私は幾多の感情からこの言葉だけを発言する」 唯「下手」 律「ばっさりだー」 唯「でも かんどうしました」 唯「わたしは けいおんぶに はいります」 律「本当!?」 澪「ありがとう!これから一緒に頑張ろうねっ!」 唯「わたしは やればできるこです」 紬「お菓子やお茶は私が持ってくるから、楽しい部活にしましょうね」 唯「おしんこ おいしいです」 律「平沢さん、それはムギの眉毛だ」 すうじつご 唯「ぎたーを かいました」 澪「これで練習ができるな」 律「唯、何か弾いてみてくれよ」 唯「ちゃるめら たのしいです」 澪「おいおい、まだギター持ち始めて数日しか経ってないから幾らなんでも無理だろ」 律「あー、そういえばそっかー」 紬「おちゃが はいりました」 律「よっしゃー!休憩休憩~」 澪「こらっ!まだ練習始めてもないだろっ!」 律「腹が減っては練習はできないのですよ澪しゃん♪」 澪「あっこら!ひっつくな!」 唯「おれんじぺこ おいしいです」 紬「それは みりんです」 唯「ただいま かえりました」 憂「おねえちゃん おかえりなさい」 唯「きょうのごはんは なんですか」 憂「わ た し で す」 唯「貴女の身を捧げる勇気は高く評価したいと思う。しかし今はまだその時ではない。理想を現実にするためにはそれ相応の過程が必要であり、今の私にはそれを承る程の称号を残してはいないのである。」 唯「私が貴女を授かるに事に値しない、ただそれだけを貴女に理解して欲しいと私は切に願う」 憂「私は愚かだ。自分の願望を切実に叶えたいと願うばかりに、私の中の心宇宙(ハート・スペース)を見失っていた」 憂「不届きな妹を、どうか許して欲しい」 唯「私は許そう。そして貴女の願望がいつの日か現実になる事を心から願おう。この地球に君臨する数々の神に誓って。」 唯「きょうの ごはんは なんですか」 憂「きょうの ごはんは はんばーぐです」 すうじつご 澪「がっしゅくを やりましょう」 律「マジで!?山!?それとも海!?」 澪「あそびに いくのでは ありません」 澪「あさから ばんまで れんしゅうです」 唯「わたしは うみがいいです」 澪「それは きいてません」 律「でもさ、合宿するって言ってもどこに泊まるの?スタジオ付きの旅館とかあるのか?」 澪「」 律「ははーん、さては何も考えてなかったな?」 澪「ふかく でした」 澪「べっそうを もってるひとは いませんか」 紬「わたしです」 唯「うそです」 紬「ほんとうです」 がっしゅくのひ 律「きゃっほーい遊ぶぞーっ!」 澪「こらぁ!練習が先だーっ!」 唯「澪ちゃんも早くおいでよ~!うみがとっても綺麗だよ~」 澪「うっ、う~…」 紬「わたしも あそびたいです」 澪「裏切り者がいたっ!?」 律「あははー」 唯「あははー」 紬「あははー」 澪「…わ、私も遊びに行く~!」 すうじつご 唯「がっしゅくが おわりました」 紬「そろそろ文化祭だね。私達も演奏頑張りましょう」 律「そういえばまだ演奏する曲とか決めてないよな?どうするんだ澪?」 澪「わたしのかんがえた ぶんかさいのきょくです」 律「…うっわー、こりゃすごいな。見てるだけで肌寒いよ」 澪「ふかく きずつ きました もう たちな おれませ ん」 唯「こーひーおいしいです」 紬「唯ちゃん、それはイカ墨よ」 がらっ さわ子「はなしは きかせてもらいました」 律「あっ!話には全然出てなかったけど軽音部の顧問さわちゃん先生!」 律「うーん、もう新しく作曲する時間もないし取り敢えずこの曲でいくか」 澪「かんどう しました」 律「それじゃあ澪がボーカルでいいよな?作者だし歌に対しての感情とかも出しやすいだろ」 澪「き が くるっと る」 澪「わたしは うたいません」 律「なんと」 唯「ぼーかる やりたいです」 律「えっ?唯もやりたいの?」 唯「わたしは できるこ? です」 律「うーん…澪はあんな感じだし、まぁ唯でいっか」 さわ子「くっきーおいしいです」 紬「それははなくそです」 さわ子「おげぇらべらべらwwwwwwwwあばばっばっばwwwwぶうぇえwwww」 2
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唯「あずにゃんじっとしてて」 梓「なにを…」 唯「人差し指を眉間に近付けてぇ」 梓「ん…」 唯「うりうり」 梓「なんかムズムズします…」 唯「不思議だよねー♪」 梓「それだけですか?」 唯「それだけー♪」 澪「なにやってんだ」 唯「じめじめするぅ~」 律「なんで雨なんか降るんだよぉ~」 澪「自然現象なんだから愚痴ってても仕方ないだろ」 梓「今日は寝つけなさそうです」 紬「こういう日は皆でのんびり過ごしたいわ」 澪「いつまでぐだぐだしてるんだ?」 律「身体と対話してるんだよ」 澪「意味がわからん」 唯「アイス食べたいなぁ」 梓「またアイスですか」 紬「実は持ってきてるの♪」 唯律「よっしゃー!!」 澪「変わり身早すぎだろ」 梓「あはは…」 唯「あぁ、アイス愛してるよ」 律「洒落か?」 澪「ところでそのクーラーボックス重くなかったのか?」 梓「氷も沢山入ってますしね」 紬「皆の喜ぶ顔が見たくて♪」 唯梓律澪「一生ついていきます」 紬「あらあら♪」キラキラ 唯「ムギちゃんってドラ○もんみたいだよね」 梓「まあなんとなく言おうとしてることは分かります」 律「知ってるか?ドラ○もんの四次元ポケットって 最初はオレンジ色だったって話だぜ?」 澪「ふぅ~ん」 律「少しは興味持ってよ!」 梓「というか受け売りですよねそれ」 紬「ドラ○もんってなに?」 唯「今度DVD借りて皆で見ようよ♪」 紬「楽しみ♪」 ジャーン♪ 唯「ふぅ…」 澪「やっぱ暑い」 律「手汗がスティックに張り付いて」 梓「私もピックが滑っちゃいます」 紬「私もぉ」 唯「皆だらしないよ!これぐらいで!」 律「おーい私たちはこっちだぞー」 梓「重症だっ」 唯「うぅ~」 梓「唯先輩、冷たいおしぼりです」 唯「ありがとぉ、あぁっひんやりぃ~♪」 梓「ホント世話が焼けるんだから」 澪「梓はいいお嫁さんになるな」 梓「ふえ?」 澪「あっいや、なんでもないっ」 律「んじゃあキリもいいし今日は…」チラ 澪「なんで私を見る?」 律「いやぁ、なんでだろうなっ」 梓「澪先輩の恥ずかしがる癖がなかったら今頃…」 律「怖いこと言うな!考えただけでも鳥肌g」 律「」 澪「さぁ、雨も上がったしさっさと帰ろう♪」 唯「そ、そうだね!澪ちゃんにサンセーっ!」 梓「わ、私もです!四人皆で帰りましょう!」 紬「鍵は置いておくから」 律「うおおおい!?血も涙もねーのかよテメーラ!!」 最後がよくわかんねぇ -- (名無しさん) 2010-06-26 14 08 36 ムギが天使すぎる -- (名無しさん) 2010-08-01 11 42 38 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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【作品名】けいおん! 【ジャンル】漫画 【先鋒】琴吹紬 【次鋒】中野梓withギター 【中堅】平沢唯withギター 【副将】秋山澪withベース 【大将】車 【戦法】 作中からは考えられないが次鋒以降は楽器で殴れば良いんじゃないかな。 【先鋒】 【名前】琴吹紬(ことぶき つむぎ) 【属性】軽音楽部キーボード担当。 【大きさ】高校3年生女子。 【攻撃力】見た目によらず力持ちの設定の女子高生お嬢様。 文化祭で楽器を運ぶ際、唯がアンプ一つ持っていくのに苦戦する中、重い楽器を 汗一つかかず余裕で運びまくっていた。 【防御力】女子高生並 【素早さ】女子高生並 【次鋒】 【名前】中野梓withギター 【属性】軽音楽部ギター担当。新入部員。 【大きさ】小柄な高校2年生女子。 【攻撃力】小さめのギター所持の女子高生。 【防御力】女子高生並 【素早さ】女子高生並 【中堅】 【名前】平沢唯withギター 【属性】軽音楽部ギター兼ボーカル担当。 【大きさ】高校3年生女子。 【攻撃力】ギター所持の女子高生並 【防御力】女子高生並 【素早さ】運動音痴な女子高生。 【名前】秋山澪withベース 【属性】軽音楽部ベース(唯の代役の時はボーカルも)担当。 【大きさ】長身の高校3年生女子。 【攻撃力】ベース(ギターと同系統の弦楽器)所持の女子高生。 割と力持ちらしく、1巻のカバー裏漫画では同級生の女子である律を両手で襟を掴んで宙に持ち上げていた。 また、澪は成人女性に対してゲンコツを行ってたんこぶを作らせたことがあり、その際食らった女性は無言で風呂の湯に浮いていた。 (気絶してるかは不明) 同級生の律に対してもしょっちゅうゲンコツを行い、たんこぶを作らせている。 【防御力】女子高生並 【素早さ】女子高生並 【大将】 【名前】車 【属性】3巻で唯に水を引っ掛けた車 【大きさ】車並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】普通の乗用車並み+乗ってる人(年齢や性別は不明) 参戦 vol.89 142,149 修正 vol.98 87-88 old 【先鋒】 【名前】田井中律 【属性】軽音楽部部長。ドラム担当。 【大きさ】高校2年生女子。 【攻撃力】唯や梢をチョーク(羽交い締め)できる。 【防御力】女子高生。 【素早さ】女子高生。 【大将】 【名前】山中さわ子withギター 【属性】軽音楽部顧問。桜が丘高校教師。 【大きさ】成人女性。 【攻撃力】ギター所持の成人女性。 【防御力】成人女性。 【素早さ】成人女性。 vol.89 149 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/08(火) 18 28 10 ID S8ycLiQx けいおん!(漫画)考察 次鋒名前違うぞ。 ×中野梢→○中野梓 では? けいおんのED映像の完全な上位互換ゆえ、中堅以降が負ける場合はたぶん負ける というか、実際にやってみたが負けた。 シムアントより上には負け続けて上にいけない シムアント>けいおん!(漫画)>けいおんのED映像 以上地味な考察でした vol.103 139 :格無しさん:2011/08/02(火) 15 57 02.17 ID /lkPvxVI けいおん! 再考 ギターやベースは女子高生が武器として振り回したり投げ付けたりするにはかなり難しい ただ、副将は成人男性並に力持ちなので何とか形になる程度には扱えそう 成人男性>副将>成人女性>次鋒中堅>女子高生 として考察 大将勝ちは略 ×けいおん(OP) 【先鋒】【次鋒】【中堅】自転車負け 【副将】ベースぶん回して転倒させられるか ×女子大生家庭教師濱中アイ 【先鋒】ピック負け 【次鋒】腕力負け 【中堅】スピード負け 【副将】腕力ある者同士、ベース持っている分有利 ○となりの801ちゃん 【先鋒】腕力勝ち 【次鋒】ギター勝ち 【中堅】【副将】成人負け △コンビニ 【先鋒】腕力はあるので年上相手でも負けはしないだろう 【次鋒】【中堅】成人負け 【副将】中年なら何とかなりそう ○変身 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】年齢不明勝ち ×Last Christmas 【先鋒】腕力はあるので年上相手でも負けはしないだろう 【次鋒】【中堅】【副将】成人負け ○まっがーれ↓スペクタクル 【先鋒】腕力勝ち 【次鋒】ギター勝ち 【中堅】男子負け 【副将】同年代ならなんとかなるか 女子大生家庭教師濱中アイ>けいおん!>となりの801ちゃん
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けいおん! 2010年5月28日発売。 NEXT:ひだまりスケッチ けいおん!スターターデッキと同時発売。 プレシャスメモリーズの記念すべき第1弾で、人気アニメ「けいおん!」のカードを収録。 第1期をテーマとしており、イラストも基本的に2009年のものが多い。第2期はけいおん!!Part1を参照。 カードナンバーは赤→青→黄→緑の順で振られている。 収録カードリスト ()はサインカードのレアリティ。 ☆はパラレルあり。 ※はスターターにのみ収録。 キャラクタカード ナンバー カード名 色 C S AP DP 星 01-001 《平沢 唯》※ 赤 4 1 40 40 3 01-002 《平沢 唯》☆ 2 2 20 20 1 01-003 《平沢 唯》☆ 2 1 0 0 4 01-004 《平沢 唯》 2 2 20 20 1 01-005 《平沢 唯》☆ 1 2 10 20 1 01-006 《平沢 唯》☆ 0 1 10 10 1 01-007 《中野 梓》☆ 1 2 20 10 1 01-008 《真鍋 和》☆ 0 1 - - 1 01-009 《平沢 憂》☆ 2 2 20 20 1 01-010 《平沢 憂》 0 2 - - 1 01-011 《平沢 唯》☆ 4 1 40 30 4(5) 01-012 《平沢 唯》☆ 3 2 20 30 4 01-013 《平沢 唯》 3 2 30 30 3 01-014 《中野 梓》 3 2 30 30 2 01-015 《平沢 唯》 3 2 20 30 2 01-016 《秋山 澪》 1 1 30 20 3 01-017 《琴吹 紬》 2 2 20 20 1 01-018 《中野 梓》 2 2 20 20 3 01-019 《平沢 唯》 1 2 10 20 2 01-020 《秋山 澪》☆ 3 2 30 30 3 01-021 《田井中 律》 2 1 30 10 3 01-022 《琴吹 紬》 2 2 10 30 2 01-023 《琴吹 紬》 2 2 10 20 2 01-024 《田井中 律》☆ 3 1 20 20 4 01-025 《秋山 澪》※ 青 4 1 40 40 3 01-026 《秋山 澪》 3 2 30 30 2 01-027 《秋山 澪》 2 2 20 20 1 01-028 《中野 梓》※ 4 1 40 40 3 01-029 《中野 梓》☆ 2 2 20 20 1 01-030 《秋山 澪》☆ 1 2 10 20 1 01-031 《秋山 澪》 0 1 10 10 1 01-032 《田井中 律》 2 2 20 20 1 01-033 《真鍋 和》 2 2 20 20 1 01-034 《秋山 澪》☆ 4 1 40 30 4(5) 01-035 《秋山 澪》☆ 3 2 30 30 4 01-036 《秋山 澪》 3 1 30 20 3 01-037 《山中 さわ子》☆ 2 2 40 40 4 01-038 《山中 さわ子》 1 2 10 10 2 01-039 《平沢 唯》☆ 2 2 20 20 1 01-040 《田井中 律》☆ 2 2 30 30 1 01-041 《秋山 澪》☆ 2 2 20 10 2 01-042 《琴吹 紬》☆ 2 2 20 20 3 01-043 《中野 梓》 3 2 20 30 3 01-044 《平沢 唯》 1 2 20 20 1 01-045 《琴吹 紬》 2 2 10 20 1 01-046 《秋山 澪》☆ 3 2 30 30 1 01-047 《秋山 澪》 3 2 20 20 1 01-048 《中野 梓》☆ 3 1 30 20 3 01-049 《中野 梓》 2 1 20 20 3 01-050 《平沢 憂》 0 1 - - 2 01-051 《田井中 律》※ 黄 4 1 40 40 3 01-052 《田井中 律》 2 2 20 20 1 01-053 《平沢 唯》 2 2 20 10 2 01-054 《田井中 律》☆ 1 2 20 10 1 01-055 《田井中 律》☆ 0 1 10 10 1 01-056 《田井中 律》☆ 4 1 40 30 4(5) 01-057 《田井中 律》☆ 3 2 30 30 3 01-058 《田井中 律》 3 2 30 30 2 01-059 《平沢 唯》☆ 2 2 20 20 2 01-060 《秋山 澪》 2 2 20 10 2 01-061 《田井中 律》☆ 2 2 20 10 1 01-062 《中野 梓》☆ 3 2 30 30 4(5) 01-063 《中野 梓》☆ 2 2 20 20 1 01-064 《田井中 律》 2 2 20 10 3 01-065 《琴吹 紬》 2 2 10 20 3 01-066 《琴吹 紬》 3 2 30 30 2 01-067 《琴吹 紬》 2 2 20 20 2 01-068 《山中 さわ子》 0 1 - - 1 01-069 《真鍋 和》☆ 2 2 10 20 3 01-070 《平沢 憂》 0 1 - - 2 01-071 《平沢 唯》☆ 2 2 20 10 3 01-072 《秋山 澪》 3 2 30 30 2 01-073 《田井中 律》☆ 2 2 20 10 4 01-074 《田井中 律》☆ 3 2 30 30 1 01-075 《中野 梓》☆ 2 2 20 20 3 01-076 《琴吹 紬》※ 緑 4 1 40 40 3 01-077 《琴吹 紬》 2 2 20 20 1 01-078 《琴吹 紬》☆ 0 1 10 10 1 01-079 《琴吹 紬》☆ 1 2 10 20 1 01-080 《琴吹 紬》☆ 4 1 30 40 4(5) 01-081 《琴吹 紬》☆ 3 1 20 30 3 01-082 《琴吹 紬》 3 2 20 30 2 01-083 《真鍋 和》☆ 0 1 - - 3 01-084 《平沢 唯》 2 2 10 20 2 01-085 《秋山 澪》 2 2 30 30 3 01-086 《田井中 律》 3 2 20 20 2 01-087 《琴吹 紬》 2 2 20 20 2 01-088 《中野 梓》☆ 2 2 20 20 4 01-089 《山中 さわ子》 2 2 10 10 3 01-090 《琴吹 紬》☆ 2 1 20 20 4 01-091 《琴吹 紬》☆ 2 2 10 20 2 01-092 《山中 さわ子》☆ 2 2 20 20 1 01-093 《平沢 唯》 3 2 30 30 1 01-094 《平沢 唯》☆ 2 2 10 20 3 01-095 《秋山 澪》☆ 2 2 20 10 3 01-096 《秋山 澪》 2 2 20 20 3 01-097 《田井中 律》 2 2 20 20 1 01-098 《中野 梓》☆ 3 2 30 30 1 01-099 《平沢 憂》☆ 2 2 10 20 3 イベントカード ナンバー カード名 色 C S 星 01-100 《将来ニート?》 赤 3 1 3 01-101 《うんたん♪》☆ 0 1 3 01-102 《楽器!》 1 1 1 01-103 《添い寝》☆ 2 1 1 01-104 《猛練習》☆ 1 2 3 01-105 《思いやり》 1 1 2 01-106 《ドジっ娘》 1 1 2 01-107 《駄々っ子》 2 1 2 01-108 《梓暴走!》☆ 0 1 2 01-109 《完全燃焼》☆ 0 1 1 01-110 《愛しのギー太》☆ 1 1 1 01-111 《うまい!》☆ 3 1 3 01-112 《くしゃみ》 5 1 3 01-113 《変装》 2 2 1 01-114 《桜高軽音部》☆ 5 1 2 01-115 《仲良し姉妹》☆ 0 1 3 01-116 《下校中》☆ 0 1 1 01-117 《学園祭!》☆ 0 1 3 01-118 《クリスマス!》☆ 1 1 2 01-119 《赤点》 青 2 1 1 01-120 《合宿!》 0 1 1 01-121 《露天風呂》☆ 0 1 1 01-122 《豹変》 0 1 1 01-123 《歌詞作成中》 0 1 2 01-124 《痛恨のひと言》 2 1 2 01-125 《プレゼント交換》 0 1 1 01-126 《初詣》 0 1 1 01-127 《ひとりぼっち》 3 1 2 01-128 《拒否反応》☆ 3 1 3 01-129 《ど忘れ》 2 2 3 01-130 《日焼け》 2 1 1 01-131 《追跡調査》 0 1 1 01-132 《さわちゃんの洗脳》 3 1 2 01-133 《おやつ》☆ 0 1 3 01-134 《ふわふわ時間》☆ 0 1 2 01-135 《海水浴》☆ 1 2 3 01-136 《ビーチでアイス》 1 2 2 01-137 《リゾート気分》 5 1 2 01-138 《強引な勧誘》 黄 3 1 2 01-139 《部費で落ちませんか?》 0 1 2 01-140 《寝言》☆ 0 1 1 01-141 《合宿の夜》☆ 2 2 3 01-142 《叫び声》 2 1 1 01-143 《隠したい過去》 3 1 3 01-144 《つっぱり》 0 1 1 01-145 《抽選券》 0 1 2 01-146 《着ぐるみの恐怖》 2 2 1 01-147 《にゃ~》☆ 2 1 3 01-148 《げんこつ》☆ 5 1 2 01-149 《休日の過ごし方》☆ 2 2 1 01-150 《挑発》 2 1 2 01-151 《お見舞い》 0 1 2 01-152 《無我夢中》 2 1 2 01-153 《ほうきでバンド》☆ 1 1 1 01-154 《コスプレバンド》 1 1 2 01-155 《ネコミミ祭り》☆ 2 1 1 01-156 《差し入れ》 緑 0 1 3 01-157 《値切り》 0 1 3 01-158 《寝坊》☆ 3 1 1 01-159 《萌え萌えきゅん♡》☆ 0 1 3 01-160 《力持ち?》 0 1 1 01-161 《一発芸》☆ 1 1 1 01-162 《新入部員!》 2 2 3 01-163 《充電完了》 1 1 2 01-164 《真夜中の練習》 1 1 1 01-165 《一致団結》 2 1 1 01-166 《風邪》 0 1 2 01-167 《やつあたり》☆ 1 1 1 01-168 《部員募集中》☆ 1 2 2 01-169 《軽音部活動開始記念》 1 2 2 01-170 《ランチタイム》☆ 0 2 1 01-171 《放課後ティータイム》☆ 5 1 3 01-172 《アルバイト》☆ 0 1 1 01-173 《お風呂上り》☆ 3 1 3 01-174 《ドジっ娘メイド》☆ 2 1 3 サポートカード ナンバー カード名 色 C S 星 01-175 《ギー太》 赤 0 2 2 01-176 《ネコミミ》☆ 黄 1 1 1 01-177 《紬のたくあん》 緑 0 2 1 関連項目 作品 《けいおん!》 けいおん!Part2 けいおん!!Part1 けいおん!!Part2 編集
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合宿に向けていろいろと準備していたら、あっという間に当日が来た。 ビバ! 合宿である。 紬「本当はもう少し大きなところを借りたかったんだけど……都合が合わなくて」 なにをおっしゃる。 一同「おぉおぉおーっ!!」 律「こりゃまた、一段とすげーなー!」 唯「すっ…………ごーい!!」 純「ムギ先輩……一生ついていきます……」 想像以上でした。ムギ先輩すごい。ここまでとは……。 律「っしゃー! あっそぶぞー!! ついてこーい!!」 純「はい! 律先輩!」 唯「ひゃっほーう!」 澪「うぉおーい!!」 はっ。 澪「遊ぶのは練習してからだ!」 純「すいませんでしたあっ!」 ……危ない危ない。澪先輩の意見には逆らえない。 律先輩につられて飛び出してしまったが、落ち着けわたし。 律「ちぇー」 唯「つまんなーい……」 澪「多数決! 多数決にしよう。先に練習したい人!」 梓「はい! わたし練習がいいです!」 純「わ、わたしも!」 律「ぐぬぬ……向こうは早くも半数を獲得したぞ唯隊員!」 唯「りっちゃん隊員! 澪ちゃんが後輩二人とも独り占めしてます!」 律「だいじょうぶ、我々にはムギ隊員が……ムギ隊員が……!」 紬「遊びたいでーす♪」 ……ムギ先輩、ナイス。と、心の中で思ったのは秘密にしておこう。 律「さぁー、これで三対三だぞ澪ー。……お前だって遊びたいだろー?」 澪「そ、それは、そうだけど……今年は! ちゃんと練習するんだ!」 唯「さぁ、最後のひとりは憂だよ! 遊びたい? 練習……って、憂はすることないけど……」 憂「えと、あの、けいおん部の決め事だし、お姉ちゃんたちに任せるよー」 唯「むー、そうだね。あずにゃん、純ちゃん、せっかく海に着たんだから遊ぼうよー、ね?」 唯先輩が今にもわたしたち二人を捕獲しようとしている。 律先輩が澪先輩を止めている間に、わたしたちを引き入れようと……。素晴らしいコンビネーションだ。 その様子を楽しそうに見守っているムギ先輩ポジションがちょっぴり羨ましい。 梓「わたしは、澪先輩の言うとおり、ちゃんと練習してから遊んだほうが……」 唯「ちぇー、あずにゃんのケチ。純ちゃんは? さっきいっしょに飛び出してたじゃん」 純「わ、わたしは……」 決定権、わたし。 遊びたい。 でも澪先輩に可愛がられたい。 二つのせめぎあいがわたしを悩ませる。 梓「純、今日は合宿に来たんだから、ちゃんと練習しよう?」 真面目な同級生が練習を勧めてくる。 なんとなく、梓のことが不安になる。こんなんでこの子は、ダメになってしまわないだろうか。 前にも、けいおん部やめる、とかいいだしたし……。 純「梓、澪先輩、ごめんなさい。遊びたいです!」 澪「純!? くそう……、ムギの裏切りが予想外だった……」 唯「やったー! 純ちゃん大好き!」ぎゅっ 律「っしゃー! さっすが純! いっくぞー!」 純「ほら、梓も早く着替えてきなよ!」 梓「あっ、純! もう……」 紬「ごめんね澪ちゃん。でも今年は一年生二人はいったし、親睦を深めるのもいいかなって」 澪「まぁ……そうだな」 憂「ほら、梓ちゃん、みんな行っちゃったよ?」 梓「うん……」 憂「いっしょに着替えていこうよー」 梓「……そうだね、いこっか」 紬「浜辺にあるもの全部片付けて! お船もいらない!」 憂「紬さん……」 梓「あはは……」 ~~~~~~ 律「いっくぞー唯!」 唯「純ちゃん! 気をつけてね! りっちゃんのサーブはすごいよ!」 純「はい!」 律「スーパーウルトラデリシャス……えーとなんだっけ山嵐!!」サーブ! 唯「純ちゃん!」トスッ! 純「任せてください! とう!」アタック! 律「うおっ!?」 パチーンッ! 律「いってて……」 純「あっ……だいじょうぶですか律先輩!」 唯「純ちゃん強く打ちすぎだよー」 純「百八式より危険だと思うとつい力が入っちゃって……」 律「まぁビーチボールだし当たっても痛くないけどな! わはははー!」 唯「わはははー!」 唯「ビーチバレー楽しいよー! みんなでやろうよー!」 律「二対一はさすがにきついから誰か助けてくれ……」 純「ほら、梓もやろうよー、そんなすみっこにいないでさ」 梓「わたしは別に……」 憂「じゃあやろっかなー」 律「おっ、7人もいるし、チーム戦するか! 二年生チーム対一年生チームな!」 純「ほら梓! チーム戦だって! 梓がいなきゃ二対四だよ!」 憂「梓ちゃん、いっしょにがんばろ?」 律「梓……怖いのか?」 梓「なっ」 唯「りっちゃん、ダメだよ、あずにゃんはわたしたち二年生との実力差を認めたくないんだよ」 律「ふふ、そうだな唯。じゃあこの戦いは我々の不戦勝――」 梓「やってやるです!」 澪「じゃあわたしは審判やるよ」 律「とかいってー、ボールが怖いんだろー?」 澪「違う! 四対三じゃ梓たちがかわいそうだから、それだけだ!」 紬「澪ちゃんの分もがんばるね!」 純「憂、梓、先輩だからって遠慮は無しだよ……!」 梓「もちろん!」 律先輩、いい感じに梓を炊きつけてくれたな……。 負けず嫌いな子はこうして扱えばいいのか……勉強になる。 唯「うい……今は敵同士でも、この戦いが終わったら……!」 憂「うん、お姉ちゃん、わかってるよ……!」 唯「ういぃっ!」だきっ 憂「おねえちゃあん!」ぎゅっ 平沢姉妹による、前座の小芝居が終わり、ついに学年対抗「ドキっ!? けいおん部だらけのビーチボール大会」が始まった。 遊びたいとはいったけれど、一応確認しておこう。今日は合宿のために海に来ています。 けいおん部の。 澪「じゃあ、サーブは一年生チームからな、当然」 憂「いきまーすっ」 中学から同じクラスだったからわかる。 憂は運動も出来る。体育の授業、彼女は常に輝いていた。 この勝負、もらった! 憂「そー……れ!」サーブッ ぽーんと上がるビーチボール。ぽーんとゆれる……いえなんでも。 唯「ほいムギちゃん!」レシーブッ 紬「りっちゃん!」トスッ 律「そいきたーっ!」アタックー! ……。 澪「はい、二年生チーム一点」 なんというコンビネーション。 純「ちょっ、みなさん、もうちょっと手を抜いてくださいよ!」 律「正々堂々、いざ尋常に……それがけいおん部のモットーだ!」 唯「社会の厳しさを教えてあげるよ!」ふんすっ 紬「うふふ~」 いつもはおちゃらけて見えるのに、今はあまりにも大きくみえる……。 これが、二年生の力……! 梓「そのやる気を練習で出してくださいよ!」 澪「全くだ。はい、サーブ権交代、二年生チーム」 ちなみに、サーブは交互に打つことにしている。 五点マッチ。ジュースは無し。あと四点しか失点できない。 唯「じゃあいくよー、平沢家に伝わる、一子相伝の必殺サーブ……!」 憂「一子相伝……? そんなサーブがあったなんて……!」 唯「唯ストサーブっ!?」パシーン! 純「ほいっ」レシーブッ 梓「憂!」トスッ 憂「それっ!」アタック! 唯「あぁん!」ズザッー ……唯ストサーブ、破ったり。 ていうか変な姿勢で打ったせいで転んでるし…… 唯「ごめんごめん……」 律「唯、ドンマイドンマイ!」 紬「唯ちゃん、まだ試合は始まったばかりよ!」 青春だなぁ。無駄に。 澪「これで一対一だ。お互い張り切りすぎて怪我しないようにな」 梓「よし……!」 律「梓ー、緊張してんのかー?」 梓「ち、違います!」 純「梓、遊びなんだから、力抜いて」 梓「そ……れ!」パスッ 梓「あ……」 言わんこっちゃない……。 梓のサーブはいびつな放物線を描きながら……わたしたちのコートに落ちた……。 律「よっしゃー! 一点もうけー!」 唯「いぇーい!」 澪「二対一だ、サーブは二年生チーム」 唯「りっちゃん! このまま一気に決めちゃおう!」 律「まっかせろー! いっくぜー!」 律「そらっ!」サーブッ 憂「梓ちゃん!」トスッ 梓「あっ……純っ!」パスッ 純「えぇええ無茶ぶり!?」ズザーッ 純「うあーっ……砂まみれ……」 紬「だいじょうぶ? 純ちゃん」 純「あ、はい、だいじょうぶです……」 梓「ごめん純、ちょっとぼーっとしてて……」 憂「ううん、わたしのトスが悪かったよ、さっきのサーブは気にしないで、がんばろ?」 純「絶対勝つよ!」 三対一……、圧倒的不利な状況……。 しかしここで大逆転しょーり! ……できたらかっこいいじゃん! 純「行きます!」 力を抜いてー、いつもどーり。 純「それ!」サーブッ 唯「任せて! ムギちゃん!」トスッ 紬「えいっ!」ポーンッ 梓「憂っ!」トスッ 憂「はいっ」ポーンッ 律「おっ、いいねぇ!」トスッ 唯「そりゃーっ!」アタックッ ザシュッ 純「しまったー!」 澪「四対一。サーブは二年生チーム」 律「ふっふっふ、圧倒的ですな唯隊員」 唯「そうですな、ムギちゃん隊員」 紬「ふ、ふっふっふ……!」 澪「意地が悪いぞお前ら……」 律「そんなこというなら澪がそっちチーム入ればいいじゃーん」 澪「なっ」 澪先輩がこっちチームに! 背高いし、運動神経よさそうだし……。 純「澪先輩! ぜひ! 助けてください!」 梓「澪先輩……!」 憂「澪さん……」 澪先輩はやさしいから、わたしたち三人に頼まれたら断れないだろう。 今度こそ、この試合、もらった! ――白い砂浜に、澪先輩の鼻血が舞った。 五対一、ゲームセット。 決まり手、ムギ先輩のサーブ。 ちなみになぜか梓も顔を真っ赤にして鼻血を出していた。 二年生対一年生のビーチバレー対決は、二年生の圧勝。 唯先輩が「これが先輩の力だよ!」とかいって胸を張っていた。 そして現在、負けたわたし達は罰ゲーム執行中である。 梓「罰ゲームがあるなら、最初から行って欲しかったです……」 純「まぁまぁ、先輩のために動くのは後輩として当たり前のことだよ」 憂「お姉ちゃんのために頑張るのも妹の仕事だよー」 澪「悪いな、みんな」 純「いえ、澪先輩こそ、すみません。いっしょに罰ゲーム受けてくれるなんて……」 澪「ジュース運びくらい、手伝うさ」 ああ、さっきはちょっとかっこ悪かったけど、やっぱり澪先輩はかっこいい! 梓「あ」 憂「どうしたの?」 梓「ねえ、知ってる? フジツボの話……」 澪「ひぃっ!?」ビックゥ! 純「うわっ!」 短い悲鳴を上げて、澪先輩がわたしに縋り付いてきた、えっ、なんかすごい怖がってる……。 梓「昔、フジツボで足を切った少年が……」 澪「おぁわ!? あ、あずさ! ややめろぉぉおおぉっ!!!」ぎゅうーっ 純「み、澪先輩、痛いですって!」 あの、憧れの澪先輩が、梓の話を聞いて、こんなにもうろたえている……。 澪先輩の知らなかった一面を見れて嬉しいような、悲しいような……。 梓「ご、ごめんなさい、こういう話苦手とは知らなくて!」 澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ……」ブツブツ 純「ちょ、耳元でささやかないでくださいよおっ、憂助けてー!」 憂「澪さん、だいじょうぶです、もう終わりましたよー」 澪「はっ」 澪「な、なーんてな! はは、後輩の怖い話くらい、こう、オーバーに怖がってやろうと思ってな!」 純「……クラゲの話なんですけど」 澪「ひぃっ!?」ブルブルガタガタ なんか……叩かれるとわかっていても律先輩が澪先輩をからかいたがる理由がわかってきた気がする……。 やっぱり、澪先輩の知らなかった一面を見れて、嬉しい、と断言しよう。 ~~~~~ 律「おっそいぞー」 すいませんでした。 唯「のど渇いたよー」 今すぐに用意します。 紬「みんな、おつかれさまー」 あなたは天使ですか。 ぷしゅっ、と、ペットボトルのコーラをふたを開ける音が、連続する。 わたしも開けよう。純ジュワー、なんちゃって。 ぷしゅっぶしゃああああじゅわああああっ!! 純「うわぁああっ!?」わぁああ!?」 ぁああ!?」 ああ!?」 あ!?」 ←エコー 唯「純ちゃーん!!」ちゃーん!!」 ゃーん!!」 ーん!!」 ん!!」 ←エコー じゅわー…… 純「……」ポタポタ… 澪先輩をからかうのに夢中で、コーラが振らさっていたことに気づけなかった、わたしが悪い。 純「やらかした……」ベタベタ… 梓「純、だいじょうぶ?」 憂「ほら、タオル」フキフキ 純「ありがと、憂」 律「ひとしきり遊んで汗もかいたし、ちょうどいいから風呂はいるか?」 唯「おっ、いいですなぁりっちゃん!」 澪「そうだな、お風呂からあがったら練習だからな!」 紬「練習の前にご飯にしましょ? こっちきてからまだ何も食べてないし……」 澪「あ、ああ、そうだな」 唯「おっふろーおっふろー♪」 ~~~~~ さすがムギ先輩。 浴室、いやこれは大浴場と呼ぶべき代物。立派だ……。 けいおん部最高……! キャッキャッウフフなトークがなんとも女子高生らしい。 おや、梓が湯船につかろうとしてる。すごいゆっくり。熱いの苦手なのかな。 唯先輩が近づいて……。 沈めたー! 梓「いったぁーい!!」 あぁ、日焼けか……。大変そうだなー。 紬「澪ちゃんの髪きれいねー」 澪「そう? ムギの髪も、きれいな色だけど……」 紬「うふふ、これ自毛よー」 純「ちょ、えっ、自毛!? そのふわっふわな素晴らしい髪の毛が!?」 聞き捨てならない。使ってるシャンプーとか、ぜひ聞きたい。 紬「椿油を使ってるの~」 つ、椿……、あの、赤いシャンプーじゃなくて、椿油、高そう……。 純「なるほどなるほど……」 唯「純ちゃーん!」だきっ 純「うわっ!?」 唯「純ちゃんはこのモコモコがかわいいんだから、クセっ毛のままでいてねえ!」すりすり 純「わ、わかりました! わかりましたから!///」 お願いですから裸で抱きつくのはやめてください。 ~~~~~ 律「飯、だぁー!」 憂「用意できましたよー♪」 唯「ばーべきゅー! ばーべきゅー!」 澪「憂ちゃん、ありがとな。こんなに手際よく準備してくれるなんて」 憂「いえ、部外者なのに、誘っていただいて、これぐらいじゃ足りないくらいです」 澪「憂ちゃん……」 唯「ういは自慢の妹だからね!」フフン 澪「お前も見習え!」 紬「純ちゃん、バーベキューってどんなふうにすればいいのかな?」 純「どんなふうって……、炭火で串に刺したお肉や野菜を焼いて、食べるだけです」 紬「串に刺して……、豪快ね!」 まさかムギ先輩……。 紬「あのね、バーベキューって一度やってみたかったの! でも、よくわかんなくて……」 ……このお嬢様はものをしらなすぎる。 紬「楽しいわねー」 純「そうですね」 今度、鈴木純特製もんじゃ焼きを振舞ってあげよう。きっと知らないだろうから。 ~~~~~ 澪「ご飯も食べたことだし……、練習! 練習するぞ!」 唯「えー……」 律「もうちょっと遊ぼうぜ~?」 梓「ダメです! ちゃんと練習しなきゃ、なんのための合宿ですか!」 さすがに、これ以上は遊びすぎな気がしたのか、唯先輩も律先輩もしぶしぶスタジオにはいっていった。 純「憂は?」 憂「わたしは……、どうしよっかな」 純「憂ってオルガンとか弾けたよね、合宿だし、ムギ先輩に教えてもらえば?」 憂「邪魔にならないかなぁ……」 純「ムギ先輩だよ? きっとこう、優しく教えてくれるよ、ほら、スタジオいこ」 憂「うん、そうだね!」 3 戻る
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春、新入生がクラブを決めるころ。田井中 律は幼馴染の秋山 澪を連れて軽音部の見学へ行く。しかし 部員全員が卒業してしまった軽音部は、あらたに4人の部員が集まらないと廃部になってしまうという。 琴吹 紬という仲間を加えて、最後の一人をさがしているころ、「軽音部」を軽い音楽(口笛など) と勘違いしていた楽器初心者・平沢 唯が入部してくる。 けいおん!画像検索 けいおん!動画検索 けいおん!クチコミ #bf けいおん!関連ブログ検索1 #blogsearch けいおん!関連ブログ検索2 #blogsearch2 名前 コメント
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Top 用語一覧 けいおんSS 百合雑談スレ けいおんSS 百合雑談スレ けいおんSS 雑談スレの姉妹スレ。 こちらはいわゆる百合について語る。 とはいっても雑談スレで百合話題が禁止されているかと言うと、そうでもない。 そのため、こちらのスレは深刻な過疎に見舞われている。 しかしそれを逆手に取れば、荒れることは滅多に無く、いつもまったりと雑談することができる場所ともいえる。
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律「肝試しをしよう!」 唯「いっえーい!」 澪「き、肝試し?! ぜ、絶対やだぁ!」 律「おやー? 澪しゃん後輩の前でそんななさけない姿を晒していいのかなあ?」 澪「ふ、ふっ、純、梓、憂ちゃんが怖がるだろうと思って、わたしが反対しただけだ!」 純「はい! やりたいです!」 憂「あ、じゃあわたしも……」 梓「……」ノ 澪「あ、梓まで……、む、無理しなくて、いいんだぞ?」ブルブル さわ子「じゃあくじ引きでペアを決めましょ! 二人ペアで、脅かし役も二人ね!」 ペアで肝試しかー、澪先輩とがいいなぁ……。 脅かし役も楽しそうだけど……、 紬「脅かし役……やってみたーい……!」 律「わたしもやりたいぞー!」 ……ムギ先輩に脅かし役が当たりますように、律先輩は当たりませんように……。 さわ子「さぁ、くじを引きなさい!」 順々にくじを引いていく、わたしのペアは、誰だろう……? 急遽開催された"どきっ!? けいおん部だらけの肝試し大会(こんにゃくもあるよ!)"。 脅かし役は、ムギ先輩とさわ子先生。さわ子先生が凶悪だ……。 そして第一陣、唯先輩と憂の、平沢シスターズ。 唯「憂、もしお化けが出てもわたしが守ってあげるからね……!」キリッ 憂「お姉ちゃんカッコいい!」 この小芝居はお約束なのだろうか。 第三陣、律先輩と澪先輩、幼馴染ペア。 澪「よりによって律となんて……、うぅ……」 律「まぁまぁ、後輩の前でびくびくするよりはいいじゃん?」 仲むつまじいことである。 そして第二陣、わたしと梓の新入部員ペア。 純「梓、怖かったらいつでもいっていいからねー」 梓「……純こそ」 なかなか順当な組み合わせである。 唯「じゃあ、りっちゃん隊員! いってきます!」びしっ 律「おう、無事を祈る! 唯隊員!」びしっ びしっと敬礼をして、平沢シスターズが林の中に入っていった。 この隊員ごっこ、いつかわたしも混ぜられるんだろうか……。 ~~~~~ 唯先輩と憂が林の中に入っていって、数分がたった。 第二陣のわたしたちもそろそろ林の中に入らなければ。 純「梓、そろそろいこ」 梓「うん、行こうか」 林の中に入っていくと、結構暗くて、怖い。 懐中電灯の明かりだけが頼りだ。 ムギ先輩から渡された林の地図を見ながらコースを確認する。 計算すると……約一キロのコースだ。 湿気の高い林の中は脅かし役がいなくても、十分雰囲気がある。 純「け、結構暗いね……」 梓「うん……」 あれ、なんか背骨が妙にがくがくする。 ……梓の手前、怖がってるなんて思われたくない……。 純「さ、さわ子先生とムギ先輩、どんな脅かしかたしてくるかな?」 梓「そりゃあ……こんにゃくとか……」 「ほぎゃああああ!! う、ういぃい! たすけてえええ!!」 「お姉ちゃん落ち着いて!」 純「……」 梓「……」 ……どちらからともなく、わたし達は手を繋いだ。 梓「い、今の声、唯先輩と憂だよね……」 純「さわ子先生とムギ先輩……、こりゃあ、手ごわいよ……」 ――ざっざっざっ…… 純「……なんか変な足音聞こえない?」 梓「……聞こえる気がするね……」 梓「うわあああなんか後ろが気になってきたあああ……!」 純「奇遇だね梓、わたしも後ろが気になってきてるんだよ……」 ――ざっざっざっ…… 梓「こうなったら、いちにのさんで振り返ろう、純」 純「うん、梓。いち」 梓「にの」 純梓「さん!」くるっ 「じゅ……ん……あず……さ……!!!」 純梓「ぎゃあああぁぁああぁぁあああぁあ!?!?!??」 なななななにあれ!?!?! さわ子先生の変装!? なんか変な仮面かぶって……こわっ! わたしたちは何者かを確認して、叫び声をあげて、同時に駆け出した。 こんな本気出してくるとは思ってなかった! さわ子先生、あの人ホント大人気ない! 純「な、な、な、なにあれ! めっちゃ怖かったんだけど!!」 梓「さ、さわ子先生だと思うけど! 前のほうで唯先輩たちの叫び声が聞こえたから、そっちにさわ子先生がいると思ったのに!」 純「じゃあ、憂たちをあそこまでびびらせたのは……ムギ先輩ってこと?」 梓「ゆ、ゆだん、出来ないね……」 ちょっと、帰りたくなってきた……。 純「あれ、絶対澪先輩泣いちゃうよ……やりすぎでしょ……」 梓「ていうか澪先輩、絶対怖がりだよね、隠そうとしてるけど」 純「うーん、まぁそれもまた、澪先輩の魅力って言うかね」 梓「澪先輩、かっこよくていいよね。唯先輩なんて、いっつもなまけてばっかりで……」 純「と、いいつつもなんだかんだ仲良くやってるじゃん」 わたしは知っている。 梓が新歓ライブを見て、唯先輩に憧れて入部したことを。 梓「そ、そりゃ、唯先輩も、やるときはちゃんとやってくれるし……」 純「憧れの先輩なんでしょー?」 梓「……まぁ……」 あれ、珍しく素直だ。雨でも降るんじゃないのかな。 純「そろそろ……唯先輩と憂が脅かされたポイントにつくんじゃないかな……」 梓「うん……、純、周り警戒しといてね……」 純「梓こそ、ちゃんと照らしてよー……」 がさがさっ 純「梓!」 梓「うん!」 物音から左前方から聞こえる。 梓が音の聞こえたあたりを照らすと、木陰で何かが動いているようだ……。 ムギ先輩と思われる。枝を揺らして、がさがさ音を さわ子「わあああああっ!!!!」 ぎゃああああああああああ!?!?!?! わたしの足首を何者かががっしとつかんできた。やばい転ぶ引きずり込まれる。 純「あずさあああ……! た、たすけっ、ひいぃい!!」 梓「じゅん! 落ち着いて、さわ子先生だから!」 さ、さわ子先生? ……はぁ、よかった……。 さわ子「大成功ねムギちゃん!」 紬「後は澪ちゃんたちだけですね!」 無邪気にハイタッチを交わす二人、くそう……まんまとはめられた……。 純「あずさあ……ほんっとに怖かった……」 梓「二人がかりで来るとは、思ってもみなかったよね……」 純「……え」 梓「……あ」 いや、口にするまい……。 梓「……残りの道は、走ろっか……」 純「うん、わたしもいま無性に走りたい。一刻も早く走り出したい」 なんか後ろから闇に押されてるような、よくわかんない恐怖を感じる。 さわ子先生とムギ先輩は、これから来る幼馴染ペアの脅かす義務があるから、悪いけど置いていかせてもらおう。 純「い、いやー! びびったね! さわ子先生もムギ先輩も! やるね!」 梓「そ、そうだね! あの変装とか……」 純「その話はやめよう」 ああ、梓が言うから思い出してしまった。 でもやっぱり確認せずにはいられない。 あの仮面をかぶった人間みたいなものは……ほんとにさわ子先生だったのだろうか? 服装さっきと違ったし……わざわざ着替えるわけもない……。 考えちゃダメだ考えちゃダメだ……。 「…け………い?」 「うん………かな……」 おや、前方にいるのは平沢シスターズ。 走ったからか、いつの間にか追いついていたようだ。すごく安心する。 梓「唯先輩、憂!」 唯「あ、あずにゃん、純ちゃん、さわちゃん先生すっごく怖かったね!」 純「二人がかりは卑怯ですよ……、足首掴まれた時は心臓飛び出るかと……」 憂「お姉ちゃん、すごくびっくりしちゃってね――」 唯「おっとうい、わたしに恥をかかせる気かな?」 純「憂、あれは掴まれた側にしかわからないよ……」 梓「純、取り乱して"あずさああ!あずさああ!!"って必死だったもんね」 純「いやそこまではなってない」 ……と、信じたい。 ――"どきっ!? けいおん部だらけの肝試し大会(こんにゃくはなかった!)"は、澪先輩があまりの恐怖に気絶したところで、閉幕した。 ……なんか澪先輩がだんだんかわいそうになってきた。 さわ子先生もさすがにやりすぎたと、反省しているようだ。 花火の煙や、肝試しで冷や汗をかかされたので、もう一度、お風呂に入った。 非常に有意義な一日であったと、湯船につかりながら振り返る。 純「けいおん部最高ー……」 律「おっ、純、けいおん部は最高だろー?」 純「はい、もう毎日合宿すればいいのに……梓もそう思うでしょ?」 梓「確かに、機材とかも充実してるしね。……ほんとはもっと練習したかったけど……」 純「なーに言ってんの、あんだけはしゃいでたくせに」 梓「まぁ、一日くらいは、こういう日があってもいいかもね」 唯「あずにゃん、一日といわず、二日三日遊ぼうよおっ」 梓「ダメです、ちゃんと練習はしなきゃ。……めりはりをつけるために、ときどきは、いいですけど」 唯先輩が梓にじゃれついている。 なんとも心癒される光景だ。 ……梓もけいおん部というぬるま湯に、もはや肩までつかっている。 そのことに気づくのは、いつのことだろうか、なんて考えながら、お湯から上がった。 お風呂に入った後だからか、血行がいい。 血行がいいから、汗が出る。 汗が出るから、涼しいところに行きたい。 連想ゲームのように思考を進めていると、わたしの足は自然とベランダに向かっていた。 純「あ、澪先輩」 澪「ん、純か」 純「となり、座ってもいいですか?」 澪「うん、いいぞ」 偶然、ラッキー。 澪先輩と二人きりでお話……。 前までは緊張してただろうけど、合宿に来てから、澪先輩のことをより身近に感じれるようになった。 純「今日はいろいろと、災難でしたね……」 澪「……はは、かっこ悪いところ見せちゃったかな」 純「いえ、なんていうか……、嬉しかったです、こう、澪先輩の知らなかった一面を知ることができたというか」 澪「そ、そうか……、それならよかった。……合宿、楽しかったか?」 純「それはもちろん! すごく楽しかったです! けいおん部入って、ほんとによかったなーって」 澪「……遊びだけが部活じゃないからな?」 純「うっ……わかってますって」 純「ところで澪先輩、肝試し中の話なんですけど……」 澪「な、なな、なんだ純」 純「実は、さわ子先生でも、ムギ先輩でもない人が、あの林にいた可能性がありまして……」 澪「いやいやいやないないない、何を言っているんだ純」 澪先輩は、やっぱり、からかいがいのある人だ。 それと、怖がらせがいも。 純「梓に聞いてみます? 変な仮面をかぶって、わたしたちの名前を呼ぶんですよ」 澪「うわぁああ! やめてくれえぇええ!」 純「だから怖いから、澪先輩、いっしょの部屋で寝てくれませんか……?」 澪「へっ」 澪「あっ、ああ! そういうことだったのか! そういうことなら、うん、いいぞ!」 純「いやあ、今晩は怖くて一人じゃ眠れそうになくて……、ほら、一人一部屋じゃないですか」 澪「そうだな、確かに、一人一部屋は贅沢だしな!」 純「ありがとうございます。澪先輩!」 ――しめしめ今晩は澪先輩と二人っきりだと思ってたら律先輩が部屋に押しかけてきた。 この二人ほんとに仲いいなぁ、間に割って入れない。 いつかはもっと、近づきたいと心に決めて、わたしは一人先に寝入るのであった。 そんなこんなでけいおん部の愉快な仲間たちの合宿が、終わった。 愉快な仲間たちが一人増えた。 わが親友平沢憂である。 梓と憂とわたしで、三人組のバンドでも組もうかという話にも至った。 ビーチバレーではボロ負けだったけれど、音楽では負けない! と、梓は息巻いている。 合宿先から帰ってきて、一日あけて、現在。 ミスドで会議中です。 梓「純、節制を心がけるんじゃなかったの?」 純「いや、自分の気持ちに素直になろうと思ってさ」 梓「素直な食欲だね……」 憂「急に、ごめんね、入部するなんて……」 純「確かに……学校祭までに間に合うかなー?」 憂「せめて合宿前に言うべきだったよね……」 純「うそだよ、憂が入ってくれてすごく嬉しいよ」 梓「おかげでもうひとつバンド組めるんだからね!」 そう、もうひとつバンドを組むからといって、先輩方と演奏できないわけではない。 部活動だし、人数が多いほど楽しくできるだろう。 憂みたいな子ならなおさらだ。 純「いやー、それにしても、合宿楽しかったねー」 梓「うん、楽しかった」 憂「ところで梓ちゃん、合宿の日の夜、肝試しのことが怖くてお姉ちゃんの部屋に行ってたってほんと?」 梓「なっ……唯先輩……内緒にしてって言ったのに……///」 純「おやあ、梓、かわいらしいところあるねえ」 ……といいつつ、内心ひやひやである。 澪先輩が口外することはないだろうけど……、律先輩にネタにされそうだ。 梓「ああもう……澪先輩の部屋に行けばよかったかな……」 純「まぁまぁ、同じパートの先輩と親睦を深めるのは大事だよ、うん」 ポンデリングの最後のもちもちを口に含みながら、思う。 入部してよかった、と。 きっとあの時入部していなかったら、梓からの話を聞いて、羨ましい羨ましいって嫉妬していただろう。 それはそれで、楽しそうな毎日だけど……。 純「なにはともあれ、あれだね、あれ」 憂「?」 純「けいおん部最高!」 おわり! 戻る
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戻る こういうのいいねー -- (名無しさん) 2010-05-20 02 18 13 うん、素敵だ。ほのぼのするな。幼稚園時代の微かな思い出が蘇るようだ…。 -- (名無しさん) 2010-05-20 13 36 54 ほわほわしてて良いなぁ 幼いけど性格がそのまんまなのも可愛い -- (名無しさん) 2010-05-21 18 27 59 これ書いた人って 唯「エンドレス4月16日」や唯「予知夢」を書いてる人らしいね カルーアスレで晒してたが同じ作者とは思えん -- (名無しさん) 2010-05-22 01 49 13 癒されるなぁ… -- (名無しさん) 2010-05-30 15 23 28 挿絵可愛いすぎて生きるのがつらい。 -- (名無しさん) 2010-06-11 02 35 28 かわいいFF?やりたくなってきた -- (名無しさん) 2010-06-22 06 38 29 挿絵w澪ホウキw -- (名無しさん) 2010-07-18 15 49 39 挿絵の梓今と顔変わってないw -- (名無しさん) 2010-07-22 01 51 26 さわ子がまともだ…と思ったら別人? -- (名無しさん) 2010-08-07 00 38 06 うん 最高だな -- (名無しさん) 2010-08-20 00 07 34 皆かわええなおい -- (名無しさん) 2010-09-05 14 51 32 参考画像みたけど・・・ムギがダントツで一番かわいいなと思った画像は後にも先にもこれだけになると思うわ -- (真・けいおん厨) 2010-09-06 01 22 27 挿絵のムギちゃんの破壊力www 可愛すぎるwww -- (名無しさん) 2010-10-02 21 04 11 あずにゃんが可愛いすぎて明日を生きる自信がない -- (名無しさん) 2010-10-25 23 03 03 画像のあずにゃんを嫁に迎えたい 割とガチです -- (名無しさん) 2010-11-01 16 11 50 これは…破壊力がヤバい… -- (名無しさん) 2010-11-01 20 08 42 みんな可愛いな。素晴らしい。 -- (通りすがり) 2010-11-23 13 05 24 非常に和んだ。 -- (名無しさん) 2011-02-21 02 34 14 和むなぁ~ -- (名無しさん) 2011-02-26 00 49 37 可愛いなぁ -- (名無しさん) 2011-05-10 02 01 04 みんなかわいいなあ。 澪で初恋の子思い出しちゃった・・・ -- (名無しさん) 2011-05-10 03 22 32 真けいおん厨 屋上 -- (名無しさん) 2011-05-10 22 37 19 その他はゲスい話多いから、いいの見つかってよかった ほのぼのってジャンルはないのかね -- (名無しさん) 2011-08-30 17 45 32 澪「おまま……」 -- (名無しさん) 2011-09-03 14 36 51 俺もうロリコンでいいや -- (名無しさん) 2011-09-20 22 42 00 俺は前からロリコンだぜ・・・ 参考画像のムギしゃんマジ天使 律の口調でタイショーくんを思い出したのは俺だけ? -- (名無しさん) 2011-09-23 10 10 08 何これ可愛い -- (名無しさん) 2011-09-28 03 14 54 堪らん…りっちゃんと唯が幼稚園に居たら雰囲気良かったろうね。 -- (名無しさん) 2012-04-09 23 30 56 キャラの性格が合っててよかったよぉ! みんな可愛かったし、参考画像の破壊力がw -- (Ω) 2012-04-10 20 32 20 ↓2紬・澪「わかるわぁ・・・」 -- (名無しさん) 2012-04-10 20 45 16 まどかちゃんって -- (名無しさん) 2012-04-10 20 47 49 転んで泣いちゃう唯も、それを見ていて可哀想になって一緒に泣いちゃう律も可愛すぎる。 澪の「おまま・・・」って自分のやりたかった事を言う事が出来なかった所も可愛らしかった。 -- (名無しさん) 2012-04-10 20 58 40 いやぁ、ほのぼのしたわ~ -- (名無しさん) 2013-01-17 16 14 02 癒されすぎてヤバい画像の紬梓が壊滅的にヤバいみんなヤバいがもうなんかヤバい -- (名無しさん) 2013-01-17 19 42 10 この参考画像の元ネタがこれってことなの。 何にしろいい話だ。 -- (名無しさん) 2015-05-07 22 19 32